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STORY

 キャンプといえば、バーベキュー。 毎年のしまもと家旅行の定番。しかし今年の夫は、少々悩みながらの表情だ。

「うーん。子どもたちが楽しめているのかなと思ってさ」

夫の不安は、よくわかる。というのも以前は、アスレチックや動物ふれあい体験など、キャンプに加え様々な遊びができた。しかし今、多くの場所に立ち寄るのはやはり難しい。キャンプだけで満足しているだろうか?と夫が考えるのは当然かもしれないし、そう考える夫はやさしいな、とも思う。

大丈夫、大丈夫。夫に向かって微笑みつつ、子どもたちへ声をかける。遊びが限られる分、今年は料理でキャンプを楽しもうと企て、バーベキューと別に、私がもう一品用意したのだ。

 「指令を出します。 バーベキューの火起こし班と、ママのお料理班に分かれてください!」

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子どもたちふたりはわーっと集まってきて、目をキラキラさせている。彼らにとって、新しいお手伝いは、新しい遊びなのだ。火起こしをしたい娘は、夫と一緒に炭を並べ始めた。私は息子と、チキンの豆乳トマトクリーム煮をつくろう。毎年のキャンプで手に入れた知恵、豆乳は常温保存ができるから、レジャーでも安心して使える。夫とのコーヒータイムに活用していたけれど、今日は料理にも活用してみることにした。

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息子はカンタンな調理ならできるので、しめじをほぐしてもらったり、玉ねぎの皮を剥いてもらったり。材料を入れた後は、しばらくは放ったらかし。その間に、バーベキューのお手伝い。鍋がグツグツとしてきたら豆乳の出番。これはオレがやるよ、と息子が鍋へ入れてくれる。味見をしたら、コクがありますねぇ、なんて。大人のような言葉遣い。

 煮えたらダッチオーブンをテーブルへ。お肉焼くぞ、と夫が声をかけると、子どもたちはサッと集合。いいにおいがする中みんな声を合わせて、いただきます、だ。

娘はバーベキューに、息子はチキンの豆乳トマトクリーム煮に、ご満悦。自分がつくったことを、しきりに自慢してくれる。これまでは「おいしいね!」と言っていたふたりが、今年は「おいしいでしょ!」と言っていて、なんだか面白い。

「こういうのも、いいんだねぇ」

ふたりを眺めながら、チキンの豆乳トマトクリーム煮を食べる夫も、新しい楽しみ方に気づいた様子。そうそう。こうやって子どもの成長を感じながら、いろんな楽しさを一緒に、見つけていこうね。

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子どもとつくる新しい楽しみ
チキンの豆乳トマトクリーム煮

fin.

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